良い家づくりを成功させるためのポイント
資産価値が高い家を建てる
資産価値のある家とは、時代や住む人が変わっても住み続けられる家です。
耐久性が高く、寿命が長い家ですと、資産としての価値も高く評価されます。また、家の設備や内装がシンプルで、かつリフォームしやすい家だと、時間経過による価値が下落しにくくなります。
立地の良いところに家を建てる
立地が良いといえる家の特徴は次の4つです
- 都市の中心部に近い
- バスや電車などのアクセスが良い
- 土地の価値や賃料が高い
- 家のある街が立地適正化計画に該当している
好立地な家は住みやすさはもちろんのこと、家の価値を高める要素の1つとなるため、立地の良さは家づくりにおいて重要なのです。
家を建てる前に情報を集める
雑誌やインターネットなど、さまざまな情報媒体を使って、家づくりのための情報を収集しましょう。
特に設計事務所や工務店のブログは、家を建てる側のこだわりや姿勢などがわかるので、より良い工務店を見つけ出すことができるでしょう。
また、本であれば、家を建てるためのノウハウやチェックする箇所などの情報を詳しく知ることができます。
家づくりのための要望をまとめる
家族が快適に住むためにどんな機能が必要か、どれくらい長く住みたいか、といった情報をもとに、新しく建てたい家の要望をまとめておきましょう。全ての要望を詰め込んだ家は予算オーバーになりやすいので、あらかじめ優先順位を決めておくことをおすすめします。
理想の家の要望を設計事務所や工務店の人に伝えることで、できるだけ要望に沿った予算内で設計できるようにしてくれます。
信頼できる会社へ依頼する
設計事務所や工務店を選ぶことも、良い家を建てる上で重要なことです。施工費用の安さや、施工件数の多さを誇示する会社も多いですが、こうした会社の中には悪質な会社もあるので、依頼する際には注意が必要です。
施行を依頼する会社を見極めるには、複数の視点から総合して評価することが不可欠です。実績だけでなく、事業を行ってきた年数が長く、世間からの評価の良い会社であれば、安心して任せることができるでしょう。
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家づくりで失敗しやすい6つのポイント
1.土地
静かな郊外を選んだら、思った以上に不便・・・(32歳/女性) 子供がのびのびと暮らせるように、静かで緑も多い郊外に家を建てました。しかし、コンビニで電池一本を買うにも10分以上車を走らせなければいけないなど、生活するには不便な土地でしたね。
2.資金
団信加入時に生命保険の解約をすることを忘れてた!(41歳/男性) 住宅ローンを組んだ時に団信に加入したのですが、生命保険を解約することを忘れており、約2年間生命保険を二重に支払っていたようです。もっと早く気づくべきでした・・・。
3.外構・庭
自分で整備をしようとして大失敗・・・(33歳/男性) 建設費の見積もりを出してもらったところ、予想よりも大幅に予算オーバー。やむなく庭の造園を取りやめ、そのほか細々とした設備の変更を行なってなんとか家を建てられました。「庭くらい自分でなんとかできるだろう」と高をくくってましたが、砂利を敷いてもデコボコになるし、植物を植えても見栄えが悪くて雑草が生えているみたいになります。多少無理をしてでも、プロに造園してもらうべきでした。
4.内装・設備
コンセントの位置などもきちんとチェックするべきでした(40歳/女性) 昔から「家を建てたらこんな内装にしたい!」というこだわりがあり、希望通りの家を建てられて感無量でした。しかし、コンセントの位置にまで気を回してなかったので、床が延長コードだらけになってしまいました。こだわりの内装も台無しです。
5.住宅構造
高断熱の家にしたばっかりに・・・(46歳/男性) 断熱性・高気密性の家は過ごしやすいと聞いていたので建てました。確かに冬は暖かいのですが、夏場になると熱気が家にこもってしまい、とにかく暑い。7月から8月はほぼ一日中クーラーをつけているため、夏場は電気代がびっくりするほど高くなりました。
6.LDK・間取り
家事動線をもっとよく考えるべきでした・・・(35歳/女性) オシャレなカウンターキッチンを設置して建てたのですが、いざ生活を初めて見ると、洗い物をしてから洗濯をする時にキッチンが邪魔で移動しづらいことに気づきました。また、 洗濯機のある脱衣所と洗濯物を干す庭までの距離が長く、重い洗濯物を運ぶのが大変です。
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どうやって失敗を回避するべき?
土地
土地の購入前に、候補の土地周辺の情報を詳しく調べましょう。
周囲の景観や職場との距離だけではなく、日用雑貨や食品を扱う店との距離・交通アクセスの良さ・日当たり・騒音リスクの有無・治安の良さなど、さまざまな点を調査し、総合的に最もよい条件の土地を選ぶと良いでしょう。
特に見落としがちなのが、周辺にトラブルを起こす住民がいるかどうかです。地域に住む人に尋ねるか、不動産会社に相談することで、近隣トラブルを抱える土地を買うリスクを回避できます。
資金
資金に関するトラブル回避のため、相談できるのがフィナンシャルプランナーです。毎月の収入と預貯金額から、建てるべき家の予算決めや住宅ローンの金額などを詳しくアドバイスしてくれます。
また、工務店によっては、こちらの予算を伝えることで、家の設計や使用する建材などを調整し、予算内に収める方法を考えてくれる場合もあります。
外構・庭
造園は素人が行うのはハードルが高いため、工務店に頼むのがベストです。
予算の都合上、どうしても費用を削減したい場合、庭をつくる場所や形状など、基礎部分のみ造園してもらいましょう。工務店に造園の方法を尋ねれば、残りをどうやって仕上げるかもわかります。
内装・設備
コンセントなどの設備や、内装のデザインを考える場合は、工務店の人に相談することをおすすめします。
家づくりのプロに尋ねることで、内装を希望通りにコーディネートしつつ、生活しやすいよう家の設備も計算して配置してくれます。
住宅構造
家を建てる際は、断熱・気密性だけでなく、日射遮蔽(にっしゃしゃへい)や風通しの良さなども考慮しましょう。
日射遮蔽とは、簡単にいえば日の光を遮るための構造のことです。日光が直接当たる東側・西側に樹木を植えたり、しっかりと軒を張り出したりすることで、日光による熱を抑えられます。また、家の壁に通気層をつくることや、窓からの風の流れを考慮した間取りにすることで、夏場でも涼しい家にすることができるでしょう。
LDK・間取り
生活動線などを考慮した間取りにしたいなら、専門家である工務店のスタッフに相談すると良いでしょう。
どのような工務店でも、生活動線を考慮しながら設計図を作成するのは常識です。間取りや内装に関する要望を伝えた上で、どうやって生活動線を生かすか、工務店のスタッフとしっかり話し合って決めましょう。
家づくりで後悔しないために、洗い出すポイントを紹介します。
洗い出しのポイントについて
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ママのコメント
リーズナブルな価格で、100%自由な設計ができて夢みたい!
パパのコメント
あきらめていた理想の間取りが、ウチの予算でも実現できそう!
じぃじのコメント
孫たちにも喜んでもらえる家にできるのもポイントだなぁ。
ばぁばのコメント
私みたいな年寄りにも優しい間取りなら、文句はありませんねぇ。