評判の高い福岡の工務店3選、おすすめの長期優良住宅

福岡市で長期優良住宅を検討中なら、ぜひ参考にしてほしい工務店が3つあります。それは福岡市城南区の「吉源工務店」と、同じく城南区にある「健康住宅」、そして福岡市早良区の「SAI建築社」の3つ。
これらの工務店は、どれも長期優良住宅の認定基準をクリアした注文住宅を請け負ってくれる評判の工務店です。
このページでは、福岡市の長期優良住宅を検討している人におすすめの工務店と、長期優良住宅の基準について解説しています。
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福岡で安心安全な優良住宅を建てたいなら、おすすめしたい工務店は3つ!
1.リーズナブルな自由設計が評判の吉源工務店
福岡市城南区に事務所を構える吉源工務店では、依頼主の予算に応じた100%自由設計による住宅を提供しています。
加えて、ハイレベル設計の長期優良住宅のデザインにも長けています。当工務店の平均坪単価が33.9万円と低価格であることから、長期優良住宅の発注でもかなりの予算が抑えられるでしょう。
特徴は耐震強度を高める4寸柱を使用した在来軸組工法。一般的な3.5寸柱の尺モジュールよりも強健な構造設計です。また施工はベテランの大工職人の手による徹底した品質管理が魅力的。
フラット35Sに対応していてローン返済が無理なく行えますし、入居後と半年・1年・3年、そして10年後の定期点検のサービスが付いているため、アフターケアは徹底しています。
平時は24時間体制のサポートシステムも完備していて、マイホーム生活が保障されていて安心ですよね。
屋根や外壁などの水漏れ・給排水関係の水漏れ・建具とサッシのゆがみを点検の項目として定期的にチェックし、居住者よりヒアリングチェックを行って不具合がある部分は改善修理を行います。
その他に吉源工務店では、地盤サポートシステム10年保証・シロアリ10年保証・日本住宅保証検査機構(JIO)の10年間長期保険があり、信頼性の高い長期優良住宅を提供しています。
2.宮大工と最新テクのコラボで評判のSAI建築
福岡市早良区にあるSAI(采)建築社は、住環境デザインや設計・施工・不動産の総合コンサルティングを手がける工務店です。
木造建築の熟練である宮大工とRC建築のプロ設計士、さらに技術・デザイン・プランニングの専門家が集結して、依頼者の要望を形にする自由発想の家造りを得意とします。
注目のブランドは「1340万のイエ」。施主が外装や各パーツのデザインや建築資材などを複数のサンプルからチョイスして、目に見える形で自由度の高い設計に仕上げます。
また木造と鉄のメリットを合体させたハイブリット工法・テクノストラクチャーで、これまでにない耐震性を実現。木製の梁よりもたわみ率が75%軽減されて耐震強度がアップ、柱のスパンも拡大する為に大空間の確保ができます。
その他にも、長期優良住宅の条件となるとなる可変や省エネ・バリアフリーなど、すべてクリアする設計で、かなりのリーズナブルな予算設定が可能です。
もちろん引き渡し後の定期点検・保証も充実していて、まず住宅瑕疵担保責任保険加入で10年保証します。その上地盤保証も10年間ありますし、キソパッキング工法によるシロアリ10年保証、金属防水工法も10年保証と手厚いサポートが高評価です。
またSAI建築の住宅なら、国土交通省の不燃認定取得を受けていますので安心度が違いますよ。
3.豪華で快適なマイホームを提供する健康住宅
健康住宅が提供するマイホームは少し贅沢志向で、家並みの中でも美しさを発揮し、通りを行く人々が注目するマイホームを作っています。
坪単価はやや高めの設定ですが、それ以上に居住性の高い家造りをする事でも評判の工務店で、2016年のハウス・オブ・ザ・イヤーの特別優秀賞と特別企業賞を受賞。
長期優良住宅の注文建築では、遮熱・断熱性能を追求したトリプル樹脂サッシを採用し、住宅全体をハイテクの断熱材で覆いました。それによって住宅の気密性が非常に高く、室内の温度差が少ない温度バリアフリーを実現しています。
また屋外からの影響を遮断する外断熱工法や、建材は天然の無垢材にこだわり抜いているようです。木材は天然のエアコン機能があり、鉄やアルミ材を多用した住宅よりも耐火性に優れています。
もちろん劣化対策が行き渡った設計で、いつまでも住み心地の良い生活が楽しめますね。
安全・安心にこだわった健康住宅は、引き渡し後のメンテナンスに健康住宅整備手帳を使って定期無償点検しています。そうすることで異常個所の早期発見と修繕が可能になり、マイホームの寿命がずっと伸びていくのです。
国土交通省が指定する長期優良住宅の認定基準9つの項目
長期有用住宅は、地震災害等の対策を基に2009年(平成20年)に国会で定められた法律施行規則です。翌年に国土交通省より布令された認定基準で、認定基準の項目は次の9つです。
- (1)劣化対策:100年前後使用可能な構造躯体を持っている事。
- (2)耐震性:建築基準法のレベルを1.25倍上回る耐震性・耐震等級2に相当する事。
- (3)維持管理・更新の容易性:構造躯体に影響を与えずに内装や設備を回収できる事。
- (4)可変性:居住者の生活に応じた間取り変更ができる事。
- (5)バリアフリー性:高齢者や障害者が生活上の困難を受けない設計。
- (6)省エネルギー性:建築基準が定める省エネルギー対策等級4に相当。
- (7)景観に配慮した居住環境:周辺地域を含む景観において優良である事。
- (8)住宅面積:一戸建ては75平方メートル以上、共同住宅は55平方メートル以上
- (9)維持保全計画:定期的に防水加工部や給排水設備を点検・改善する事。
この9項目をクリアする事で、長期優良住宅の認定が得られます。
福岡市で長期優良住宅を建てるメリット

では、福岡で長期優良住宅を建てるメリットとは何があるのでしょうか。
福岡市の条例では、長期優良住宅に対して税金の優遇が設定されており、具体的には固定資産税の減税で、住居部分の床面積が120平方メートルまでに相当する固定資産税額を実質2分の1に減額する措置が取られています。
また減額の期間は、一般住宅は新築後5年度間です。なお3階建て以上の耐火構造住宅・準耐火構造住宅では新築後7年度間まで減税が受けられ、大きなメリットとなっています。
もちろん長期優良住宅は中古査定が高いために、売買時にも有利です。
吉源工務店、SAI建築、健康住宅がオススメ!
ここに挙げた3つの工務店は、愛すべき手造りのマイホームを提供してくれるこだわりの工務店ばかりです。デザインも建材も建築技法も、どれをとっても一流の大工仕事で、長期優良住宅と呼ぶにふさわしい完成度。
またアフターケアでは定期点検と的確な修繕工事、住み心地をヒアリングする丁寧さなど、売り放しの建売り住宅との差は歴然です。
ただし、デザイン性や建築工法や建材選びにはそれぞれのこだわりがありますので、サンプルなどを比較検討し、納得の上で決定する様にしましょう。
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