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良い家づくりを成功させるためのポイント
家づくりは失敗できません。家づくりを成功させるためには、しっかりとポイントを押さえておくことが重要。ここでは、そんな家づくり成功のためのポイントについて紹介していきましょう。
家づくりで失敗しないためのポイント
家づくり成功のポイントといっても、1つや2つのポイントを押さえておけばよいものでもありません。各家庭によって予算や条件、制約などが異なります。ですが「少なくともこれだけは押さえておくべきだ」というポイントは存在します。
それが事前準備とコミュニケーション。事前準備とは情報収集です。
書籍やネットなどで家づくりに関する知識を深め、わが家のケースに当てはまる情報を身につけてください。
そうすることで、工務店や不動産業者の担当者との打ち合わせのとき、伝えたいことを正確に伝えることができます。見積もりや契約書をはじめ、各種図面の見方を覚えておくと役立つでしょう。
あわせて、家づくりで必要な書類などについても知っておくとスムーズに工程を進められます。
事前準備をしておかないと気になる点や疑問・不安点を質問しようにも、うまく伝えられません。すると家づくりが進めば進むほど、その歪みは大きくなってしまうのです。
また、工務店とのコミュニケーションも、よい家づくりには欠かすことのできないポイント。
家づくりにおけるトラブルの多くは、意思疎通や情報共有、共通認識の齟齬から生じます。
たとえば「モデルハウスよりグレードの低い設備を使うなんて聞いていない」「壁の色のイメージが思っていたのと違う」「追加費用がかかるとは思っていなかった」などなど。
ですが、これらは事前にチェックすることができる項目ばかりです。
つまり、わたしたち依頼者側とつくり手の工務店側とがコミュニケーションをちゃんととってさえいれば、簡単に回避できるものがほとんどなのです。
事前準備と業者とのコミュニケーションさえ間違わなければ、家づくり失敗のリスクはかなり小さくできるのではないでしょうか。
みんなの家づくり!成功例・失敗例
注文住宅では収納の面積を自由に設定することができます。スッキリと片付いた家にしたいのであれば、最低でも12%、理想的なのは15%程度にすると良いようです。また、外出時に使うものをしまう収納は玄関の近くにするなど、生活動線を考えて設置するとよいでしょう。
ペットを飼うことを想定している場合、室内でもペットが自由に遊べる場所をつくるとよいでしょう。ペットの足腰に負担をかけてしまわないように、耐久性に優れたフロアタイル、衝撃を吸収するクッションフロア、メンテナンスしやすいタイルカーペットなどを使うとよいでしょう。
飼い主が外出するときは、ペット専用のペットドアを設置しておけば、普段は自由に行き来ができ、留守番のときだけ行動範囲を制限する事ができます。
また、犬を飼われる際には、玄関の脇に足洗い場や持ち帰った糞を水洗処理できるマナーシュートを設けておくと、毎日の散歩のときに便利です。
家づくりで後悔しないためには?
家づくりのミスをなくすためには、「使用頻度」「理想度」「費用対効果」を事前にしっかりと洗い出しておくことが肝心です。
「使用頻度」の確認は、家を建ててからの暮らしの想定です。毎日使う部屋か、または来客用の部屋なのかなどできるだけ具体的に想定しましょう。
同時に「理想度」も考えましょう。望みの空間・部屋の優先度を考えて、ランク付けしてみましょう。「使用頻度」と「理想度」が高いほど、費用やスペースを割く優先順位が高くなります。
そして、その空間にそれだけの「費用対効果」があると判断できたら、設計に組み込んでいきましょう。
また、これらの決定はできるだけ家族全員で行ないましょう。デザインやイメージに惑わされず、家族にとって本当に理想の空間か、今だけでなく将来はどうなるか等、実際に自分たちが暮らしていくことを多角的な視点で想定することが、失敗しない家づくりにつながります。
家を建てる流れを知ろう
1. 予算を決める
将来の見込みまで含め、どの程度出資できるかを決めておきます。住宅ローンや金利、収入、返済額などを検討しましょう。
2. 土地を決める
アクセス利便性や周辺環境、インフラなど実際に現地に足を運んで決めましょう。
3. 建築会社を決める
住宅展示場を回り、どんな会社がどのような住宅を建ててきたのか確認しましょう。
4. プランニングと見積り
敷地と現況の調査を経て、プランニング・見積りしてもらいます。
5. 設計の申込み
プランニングと見積りに納得できれば、設計申し込みとなります。
6. 地盤調査と本契約
土地の地盤調査の後詳細な設計となります。業者と入念に打ち合わせをしましょう。
7. 住宅ローン申し込み・施工開始
住宅ローンの申込み審査は事前にFPに相談しておきましょう。そして地鎮祭、着工、上棟を経て竣工となります。
8. 引き渡し
建物が完成した後、引き渡しとなります。またこの後登記やローンの実行などがあります。
みんなのこだわり家づくりをチェック
家づくりには施工主の数だけこだわりがあります。
一例としては採光や吹き抜けなど、住宅の設計構造にこだわりを持つ人は少なくありません。住宅内部に空間的な開放感を持たせたり、風通しや採光などを良くしたりすることにより、健康的で快適な生活をおくることが可能となります。
その他にデザイン面にこだわるという人も多くいます。例えば外観などに関しては近年ではスタイリッシュでシンプルなものが好まれる傾向があります。
また、デザイン面としては内装も非常に重要です。「和風」「アメリカンテイスト」などデザインの種類は多岐にわたり、それぞれ自分自身の趣向にあったテイストを選択することが可能となります。
福岡・筑豊・筑後・北九州、4地域の土地代を徹底比較!
福岡地域は、県内で最も栄えている地域で、商業施設、オフィス、飲食店、住宅など幅広く土地が活用されています。福岡市では、1平米あたり27万円前後の地価です。特に地価が高い中央区では、坪単価に換算すると200万を超える場所もあります。
筑豊地域は、全体的に地価が安く、平均すると1平米あたり2万円前後の価格です。1平米につき1万円ほどで買える土地もたくさんあります。北九州市に近い場所で働いていて、のんびり暮らしたい方には特におすすめです。
筑後地域は、筑豊地域と同じく、全体的に地価が安いです。1平米あたり3万円ほどで土地を買うことができます。福岡市周辺で働く方のベッドタウンとしても人気があります。
北九州地域は、筑豊・筑後地域に比べ商業施設が充実しています。また、福岡市までは新幹線を使って15分ほどで行き来することができ、地価が安いわりには利便性の高い土地です。
新築だけじゃない!リフォームも工務店をおすすめする3つの理由
1.価格が安い
一般的に工務店の方が費用を安く抑えることが可能です。大手の場合、工事は下請けに発注し、設計や施工管理、デザインをするということが多いのですが、工務店ではすべての工程を自社で担当するため費用の中抜きがありません。
2.資材やデザインにこだわれる
一般的な工務店は職人達が自分達のキャパシティを把握しているため細かな相談に対応可能です。また、大手のハウスメーカーに頼むとオプション料金が発生するような資材でも、工務店なら日頃から小ロットで発注し、仕入れルートを独自に確保している場合もあります。
3.一生ものの信頼関係を築ける
大手の場合は、工事のたびに必要な人材を集めて施工するので、将来トラブルが生じた際、同じ職人に頼むことができません。工務店の場合は基本的にメンバーが変わらず、トラブルが発生したときも迅速に対処することが出来ます。
土地の購入・家の建築にかかる費用と支払う時期の解説まとめ!
土地の購入や住宅の建築にはさまざまな諸費用が必要となります。
まず土地を購入する際には手付金として事前に代金の10%ほどを支払わなければなりません。またその土地の安全性を調査するための地盤調査費用、さらには印紙税や登録免許税などの各種税金などが別途必要となるのが一般的であり、さらには契約によっては住宅ローンの適用前に土地代金のみ全額支払いをしなくてはならないという場合もあります。
また住宅の建築に際しては工事の開始である着工時と、なかばの上棟時、家が完成したあとの引き渡し時にそれぞれ3分の1ずつ代金を支払うというのが一般的ですが、この内住宅ローンが適用されるのは引き渡し時のみであることが一般的です。さらに土地購入の場合と同じく印紙税などの各種税金や保険料なども必要となります。
理想の家を低コストで!福岡で注文住宅を安く建てる3つのポイント
1. 建築条件付き土地を狙う
建築条件付き土地とは、注文住宅の建設を依頼する施工業者が指定されている土地のことを言います。土地が安く手に入れば、住宅部分に予算を多く充てることができます。
2. こだわるポイントをしぼる
注文住宅を建てる際には、できるだけこだわるポイントをしぼることが重要です。
例えば住宅の広さや高さに関してはこだわりすぎるとそれだけコストが嵩んでしまいますので、生活を送る上でどの程度必要なのかを現実的に 考える必要があります。
また子供部屋に関しては住宅の建築後に進学・就職で子供が家を出ていくことを考えるとあまりコストをかけすぎないようにするのがおすすめです。
3. 相見積もりを活用する
見積りは1社だけにお願いしても、それが正しく、相場と比較して妥当な費用なのかがわかりません。複数の見積もりを比べることで、それぞれの業者を比較するようにしましょう。
福岡・北九州・筑豊・筑後の住みやすさ度合いを徹底比較!
福岡県には福岡・北九州・筑豊・筑後の4つの地域が含まれていますが、自治体や役所の政策によって様々な違いがあります。防災に力を入れている地域や教育(子育て支援)に尽力している地域もあります。
また同じ福岡県でも気候状況は少し変わってきます。こちらでは、福岡・北九州・筑豊・筑後地域の気候や防災、治安や学校(子育て)に関して、住みやすさを詳しく比較したいと思います。