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注文住宅を建てる際バルコニーは設置するべき?
注文住宅を建てる際には、家庭菜園や休憩スペースとしてバルコニーの設置を検討される方もいるのではないでしょうか。このページでは、バルコニーの設置を考えている・興味があるという方に向けて、バルコニーのメリットやデメリットについて紹介しています。ぜひ家づくりの際の参考にしてみてください。
ベランダとバルコニーの違いとは
似たようなスペースとしてベランダがありますが、ベランダとバルコニーを分けるもっとも大きな違いは屋根の有無です。室外の専用スペースのうち、屋根があるものをベランダ、ないものがバルコニと呼ばれます。屋根があるベランダは洗濯物を干せるのが大きなメリットで、アパートなどに見られ上階のベランダがそのまま屋根になっているタイプが一般的。対して、バルコニーは屋根がない分スペースが広いのがメリットとなります。下の階の屋根をバルコニーとして利用しているものがルーフバルコニーです。
バルコニーを設置するメリット
洗濯物や布団を干せる
バルコニーはベランダとは異なり屋根がないので雨が防げないものの、その分日当たりがいいので天気がいい日は洗濯物を干せます。さらに、ベランダに比べてスペースが広く取れるため、通常の衣類だけでなく布団などの大きな洗濯物を干すことができます。また、通常の洗濯物も一度にたくさん干せるスペースがあるのがバルコニーの代表的なメリットだと言えるでしょう。
家庭菜園やガーデニングを楽しめる
バルコニーはベランダよりも広いスペースがあるため、スペースが限られたベランダでは難しい家庭菜園やガーデニングが楽しめるのも魅力。家庭菜園やガーデニングをやるには、菜園スペースやプランターなどを置くスペースだけではなく、肥料や土、スコップやじょうろなどを奥スペースも必要です。そのため、快適な状態で家庭菜園やガーデニングを楽しむためには十分なスペースがあるバルコニーは相性が良いと言えるでしょう。
バルコニーを設置するデメリット
雨や風に洗濯物がさらされやすい
ベランダと違って屋根がないため、洗濯物が雨や風にさらされやすいというデメリットがあります。天気が悪いときには外に洗濯物を干すことができないので、部屋干しができるようにしておく必要があります。また、外に洗濯物を干しているときに雨が降ってきたときに洗濯物を素早く取り込める動線づくりが重要です。
汚れが溜まりやすい
バルコニーの意外な欠点として挙げられるのが、汚れが溜まりやすい点です。バルコニーは屋根がないこと、スペースが広いことによって、周囲から風で飛んでくる砂や土がたまりやすくなっているのです。特に、建物の周辺に畑や学校のグラウンドなどがある場合にはかなりの量の砂や土が溜まってしまいます。