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ハウスメーカーと工務店の違い
みなさんは、「ハウスメーカー」と「工務店」の違いについて答えられますか?「なんとな〜くはわかるけど、うまく答えられない」という方も、少なくないのではないでしょうか。
福岡のハウスメーカーと工務店のメリット・デメリット
そこでこのページではハウスメーカー、工務店の違いについて紹介していきたいと思います。ハウスメーカーと工務店といっても、実は明確な線引き・定義はありません。たとえば、「竹中工務店」などは、工務店と名乗っていても全国大手の企業です。
しかし名称は別として、業界としての傾向ですみ分けることはできます。
ざっと大きくわけると、全国規模またはブロック・エリアで大手の総合住宅会社がハウスメーカー。対して、ローカルで小規模な建築会社が工務店といったところでしょう。
もう少し特徴面で詳しく見てみると、以下のような点が挙げられます。
ハウスメーカーに頼むメリット・デメリット
ハウスメーカーのメリット
1.倒産のリスクが低い
工務店よりも会社の規模が大きい分、比較的倒産のリスクが低いです。 万が一契約後や建築中に倒産してしまった場合、お金を支払ったのに家が完成しないということもありますし、完成後でも施工会社が無くなってしまうとメンテナンスの際、困ることになります。
2.知名度が高く、安心感がある
工務店と比較すると、一般的に知名度が高い会社が多いです。超有名企業もあり、そうしたハウスメーカーの住宅は、ステータスの1つと言えるくらいです。間違いのない住宅を必ず建ててくれるという安心感もあります。
3.住宅ローンが有利になる
ハウスメーカーによっては金融機関と提携していることがあり、提携金融機関で住宅ローンを借りると金利優遇を受けられることもあります。
4.モデルハウスが各所にある
その工務店、ハウスメーカーが実際にどのような住宅を建てるのか、目で見て確認することはとても大切です。 ハウスメーカーは住宅展示場にモデルハウスがある場合もありますし、各所に独自のモデルハウスを設けていることも。 工務店ではモデルハウスがないケースも見受けられます。
5.全国どこでも対応可能
工務店の場合、地元密着型で経営を行っている場合が多いです。 その点、大手のハウスメーカーは全国展開していますので、全国どの地方でも、希望の住宅を建てることが可能です。
6.資材の品質・価格が安定している
大手のハウスメーカーは資材を大量生産しているので、安定した品質のものが比較的安定した価格で購入できます。
ハウスメーカーのデメリット
1.価格が高い
資材は大量生産して安いものの、ハウスメーカーは広告費、人件費が大きい分、総じて価格は高いです。
2.変形地には不向き
多くのハウスメーカーには既存のプランがあり、土地の形によってはマッチしない場合もあります。
3.間取り・設備などの融通がききにくい
ハウスメーカーの既存のプランでの建築の場合、間取り、設備など、希望通りにいきにくいこともあります。
4.オプションが多い
ハウスメーカーには基本仕様以外に様々なオプションがあり、オプションを盛り込みすぎると予算オーバーになってしまうこともあるので注意が必要です。
工務店に頼むメリット・デメリット
工務店のメリット
1.地域密着で評判が良い
長年地域で信頼され続けている工務店は、その地域の特性にあった家作りが得意であり、評判の良い工務店が多いです。
2.担当者の顔ぶれが変わりにくい
ハウスメーカーではしばしば担当者の顔ぶれが変わってしまい、意思疎通がしにくくなることもありますが、工務店では1人の担当者がアフターサービスも担当してくれることが多いです。
3.間取り・設備などの自由度が高い
工務店は自由設計を基本としている場合が多いため、自分に合った間取り、設備を選びやすいです。
4.価格が安い
大手ハウスメーカーと比較すると広告宣伝費がそれほどかかっていないため、内容のわりに価格の安い住宅を建てることが可能なことが多いです。
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工務店のデメリット
1.小規模なため倒産の危険がある
大手ハウスメーカーと比較すると、経営面で不安のある会社の場合は倒産の危険もあります。
2.モデルハウスがないこともある
モデルハウスがない場合もあり、どのような住宅になるのかイメージしにくいこともしばしば。
3.住宅ローンで不利なこともある
大手ハウスメーカーのように金融機関との提携がない場合もあり、住宅ローンの優遇が受けられないこともあります。
いうなれば、企業としての安心感・信頼性が高く、全国一律で同じクオリティの家が建てられるのがハウスメーカー。予算面や設計・施工面で、小回り・融通が利いて個性を表現しやすいのが工務店。といったところでしょうか。
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