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需要が高まる耐震設計
このページでは、耐震設計と注文住宅で耐震を重視すべき理由について解説し、あわせて、耐震設計で長期優良住宅に対応している工務店も紹介していきます。
家づくりにおける耐震設計の特徴
【工務店特集】
大きな震災に襲われるたび、需要の高まる住まいの耐震設計。この福岡でも2005年の福岡県西方沖地震以降、耐震設計のニーズが急激に強まってきました。
耐震設計とは、まれに発生する大地震に見舞われても住宅の損傷レベルを抑え、容易に改修して継続利用できるよう建物を設計すること。ざっくりと言ってしまうと、「100年に1度の地震でも耐えられる」設計のことをいいます。
とくに、鉄骨・鉄筋の建物と比べ、倒壊のリスクがつきまとう木造家屋においては、もはや耐震の設計は必須の項目といえるかもしれません。そんなことから耐震設計は、戸建て住宅の「長期優良住宅認定」の条件になっています。
具体的にいうとまずは耐震等級2以上であること。 大地震発生時、建物の地上部分の安全限界変形の高さに対する割合が、各階とも1/40以下であることなどが、条件として求められています。
たとえば基礎は1階の外壁の下部や、主要な間仕切りの直下に配置して全体を連続して一体化。土台はヒノキやヒバのほか、防腐性・防蟻の処理をした木材を使うなどの建築設計することが必須になります。
福岡での安全な暮らしを守る!注文住宅で耐震性を重視する理由8つ
注文住宅を建てる際、重視したい条件は8つあります。
1.アスターサービス・長期保証
管理費を支払うマンションやアパートとは異なり、一戸建ての場合、建物の不具合が見つかった際の保証期間以外は自費で修繕しなくてはなりません。また、毎日家族が生活する家だからこそ、すぐに対応してもらえないので生活が不便になってしまいます。
注文住宅を選ぶ際は、いざというときに素早く、確実なアフターサービスや長期に渡る保証を重視する人が多いのです。
2.間取り・プラン
注文住宅だからこそ、家に家族の生活を合わせるのではなく、家族の生活に合った家作りができます。しかし、自由設計といってもハウスメーカーごとに得意な間取りの形、基本のプランがあり、そうしたものが希望に即しているかを確認する必要があるでしょう。
3.断熱性・気密性
ハウスメーカーごとに大きく異なるのが、断熱性と気密性です。冬は暖かく、夏は涼しい快適な住宅。この要素を一番の売りにしているハウスメーカーも少なくありません。実際に断熱性・気密性が優れている住宅では、暖房・冷房代金が軽減し、快適な環境を保てます。
4.建築価格
ハウスメーカーごとに基本の仕様があり、それによって価格は様々。家自体の良し悪しはもちろん大切ですが、今後の生活を考えると、無理なく住宅ローンを支払っていけるような価格であることは重要です。
5.ハウスメーカーの知名度、信頼性
一生の中で最も大切な買い物と言える住宅購入。ハウスメーカーにゆだねることになりますから、ハウスメーカーの知名度、信頼性を重視して、間違いなく任せられると思われるハウスメーカーを選ぶ方も多いです。
6.設備の良さ
ハウスメーカーごとに、トイレ、浴室、台所などの設備の標準仕様は異なり、メーカーによっては自分たちが気に入った設備が選べないこともあります。特に台所にはこだわりをもっている方が多いので、ハウスメーカーに序盤で確認すべき点と言えるでしょう。
7.二世帯住宅
最近では二世帯住宅を希望する家族も増えており、政府も三世代同居を推進しています。 二世帯住宅は親世代、子世代、それぞれの希望を上手にまとめてスムーズに暮らせるよう特別な配慮が必要で、間取り、プランなど、特別なノウハウを持ったハウスメーカーが選ばれることが多いようです。
8.最も重視すべき条件は耐震性!
上記に挙げた条件は全て大切ではありますが、昨今、最も重要視されるようになったのは、耐震性です。
SUMOが住友林業、大和ハウス工業の協力を得て2011年に行った「今、家づくりで重視したいこと」(https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_data/h0wp10214)調査によると、第一位に挙げられ、土地選びでもまずハザーズマップを確認するというのが当たり前になってきています。
例え被災者でなくても、多くの人が2011年に起きた東日本大震災での大きな揺れを経験しており、決して他人事ではなく、地震のリスクは自分にとっても現実的な問題であると考えているのです。
住宅はまず安全性が確保されて、その上で始めて家族の憩いの場となります。地震大国である日本に住む限りは一番先に考えておかなくてはいけないことです。
耐震性の等級は1〜3まであり、数百年に一度の確率で発生する地震の1.25倍に耐えられるのが等級2以上と言われていますが、最高ランクの等級3を当然のものと考える方も少なくないようです。
福岡でおすすめの工務店特集を見る
耐震設計でおすすめの福岡の工務店
【吉源工務店】 |
特徴 |
耐震はもちろん、外気温に左右されず、省エネで経済的な外断熱で施工。ほこりの飛散量が少なく、掃除もラクラク。外断熱の大敵であるシロアリに対しても10年保証で安心のサポート。 |
口コミ |
- 「気になる点はすぐに対応してくれた。価格にも納得」
- 「担当者が話しやすいので気軽に要望を伝えられる」
- 「費用対効果が高い。低価格でも十分な安心・耐震の設計」
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所在地 |
福岡県福岡市城南区荒江1-35-6 Uハイムマツマル1F |
昭和建設 |
特徴 |
「家族だんらんの家」は、高耐震・高耐久の基礎をはじめ、剛床工法やパッキング工法などにより高耐震を実現しています。 |
口コミ |
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所在地 |
福岡県久留米市国分町743-2 |
コスモレーベン |
特徴 |
過去の地震による被害も参考にして耐震等級3を全棟で標準としています。さらに、地震に対する強さの目安となる直下率も算出。 |
口コミ |
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所在地 |
福岡県福岡市博多区三筑1丁目11-15 |
【SAI建築社】 |
特徴 |
1社で工務店 + 設計事務所 + ハウスメーカーの3つの業態をこなす。宮大工を抱え、日本古来からの伝統的な耐震メカニズムを有する。伝統的家屋を移築再生するなど、施工技術力も高い。 |
口コミ |
- 「家族全員が納得できる設計で提案してくれた」
- 「こちらの考えをくみながら設計してくれました」
- 「仕事に無駄がない。設計にこだわりを落とし込める」
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所在地 |
福岡県福岡市早良区野芥4-45-51 |
一建設 |
特徴 |
ちょうどいい性能を掲げており、注文住宅以外では耐震と構造躯体等の劣化対策で最高等級である3を得ています。 |
口コミ |
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所在地 |
福岡県春日市宝町4-33-2 |
エコワークス |
特徴 |
ダイライトMSを使った面材工法で地震に備えた家は、耐震等級3を標準としています。その耐震性の高さは熊本地震で証明されました。 |
口コミ |
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所在地 |
福岡市博多区竹丘町1-5-38(筑紫通り) |
建築工房やました屋 |
特徴 |
地震に対する強度がわかる耐震等級で最高ランクの3を標準仕様にしています。長期優良住宅も標準仕様です。 |
所在地 |
福岡県飯塚市横田589-1 |
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